気が付けば今年最後の・・・ [近況]
9月に入って、2度の連休は台風で釣りを断念した。多分、これが今年最後のイワナ釣りである。
22日の午前2時に家を出た。
福井の南条SAで舞茸おろし蕎麦を食べ、呉羽SAで昼食用の鯖寿司を買って立山ICを降りた。キャンプの用意をして来たが、ホテル泊で酒を飲むという選択に心が傾いていた。
剣岳登山口に着いたのが11時前。周辺は登山客のクルマで一杯だった。川沿いの草むらにクルマを乗り入れ、早速昼食にする。
湯を沸かし、地元のスーパーで買ったカップ麺で鯖寿司を食す。「金ちゃん」のカップ麺には毎回騙されるが、今回もパッケージの下品さに魅かれて買ってしまった「エビ入り天ぷらうどん」(写真では少しマイルドになっているが、実物はもっとケバい)。こんなのを作るデザイナーがいたとしたら逆にすごいと思うが、予想に反してなかなか旨かった。
コーヒーを沸かして飲む。すすきの穂が出ていて、赤とんぼが飛び交い、草むらからは沢山のバッタが飛び立つ。既にもう秋の気配だ。
涼しいが、ズボンのまま川に入る。最初はかなり冷たいが、厚手のソックスに滲み込んだ水が体温で温まるとそう気にならなくなる。
秋なので陸生昆虫の毛鉤にしたが、大きなバッタのフライを付けるほどの勇気はない。今年はいい釣りをして来なかったので、今日の釣りは無難にまとめたい。
水面に毛鉤を落としていくと水中で魚の影が動く。ナーバスになっているようだが、食欲はあるようだ。
水中から吸い込むような神経質な食べ方で、小さな岩魚が釣れた。
バラしたのも多かったが、岩魚はよく反応した。ウレタンフォームで作った蟻のフライも試したが、遜色なく魚は出てきた。
3時前、大きめの堰堤に行き当たって、登らずにクルマに戻った。秋が近づいて、イブニングの時間帯も早まっているだろう。イブニングは別の支流で釣りたかった。
移動して川原に降りた。流れは細まって、岩魚の着き場は限られているようだった。それでもある程度の水深の場所には岩魚がいた。少ないポイントを丁寧に釣り上がった。
橋をくぐってからは、魚の反応がなくなり、また大きな堰堤に行き当たった。
5時になっていた。15尾くらいは釣っただろうか。岩魚は大きいのでも23、4cm程だったが、結構楽しめた。この川は漁協がなく、有志で自主放流が行われているだけなので、食べたい気持ちを抑えて全て流れに戻した。
川を下り、クルマで登山口のキャンプ場まで戻ったが、まだ沢山のクルマが泊まっていた。テントはそう多くはなかったが、明日も休日で前泊の人たちのテントもまだ増えるだろう。混雑したキャンプ場は嫌なので、富山市内に戻ることにした。
山を降りて携帯が繋がるところまで来ると、ホテルを捜し、リパイユに電話を入れた。
>ミィシャさん nice! ありがとうございます。
by いとまん (2013-09-27 10:44)
>(。・_・。)2さん nice!ありがとうございます。
by いとまん (2013-09-28 06:56)